うつぶせ寝 VS 仰向き寝 寝るときに正しい姿勢は?

  • 2019-02-13
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座っているときは背筋を伸ばすなど、正しい姿勢がありますが、
眠るときに正しい姿勢はあるのでしょうか。

眠るときの姿勢は大きく分けて3種類、お腹を下に向けるうつぶせ、上に向ける仰向き、
身体を左右どちらかへ向ける横向きがあります。
イメージとしては、仰向き寝が正しい寝方という気がしますが、
布団に入ったときに、咄嗟にどちらを向くかという意味では、小さい頃からの習慣や
癖など、それぞれの人の寝心地の良い姿勢は変わってきそうです。

まず、うつぶせの姿勢で寝ると、呼吸が楽になると言われています。
これは、胸が圧迫されて横隔膜が下がり下腹がふくらむことから腹式呼吸がしやすくなるためです。
また、うつぶせで眠るときは、睡眠時に筋肉が緩むことで下の付け根が咽頭に落ちて
軌道をふさいでしまう舌根沈下という現象が起きにくく、
呼吸がしやすいため熟睡しやすいと言われています。
ただし呼吸に関しては、肺活量や呼吸を行う際の筋肉の活動に関するデータでは
眠るときの姿勢による差が大きくみられないことから、どの姿勢だと呼吸がしやすい
ということは特に無いとの意見もあるようです。

仰向きの場合、舌根沈下が起きやすくなるため気道をふさいでしまい、
いびきをかきやすくなる場合があります。横向きやうつ伏せでは、
気道が塞がれることがないため、いびきが抑えられます。

では各眠り方による主な良い点、悪い点を見てみましょう。

◆仰向き寝

良い点として、3つの寝方の中で最も身体を真っすぐにできることがあげられます。
全身で体重を支えられるため、肩や腰への負担も軽減できます。
また、局部への圧迫が少ないことから、血栓ができにくく、むくみを防ぐこともできます。

一方で、腰が持ち上げられて反った状態になってしまい、腰痛を引き起こす可能性もあります。そんな時は、眠る際にひざを立ててみると楽になるかもしれません。

◆うつ伏せ寝

うつ伏せ寝は、お腹を下にすることで抱っこされているかのうような安心感を得られ、
眠りやすくなります。一方で、首がどちらか一方を向くため、首への負担が大きくなります。
腕の位置によっては、肩や腕にも負担がかかるため、脱臼や骨折をしてしまうこともあるようです。
また、枕に顔を当てるため、汚れからニキビなどを刺激し悪化してしまいます。

◆横向き

横向きに寝る場合は、腰の角度が変えやすいため腰痛の緩和になります。
また、内臓を圧迫しないので特に妊婦さんは横向きで寝るのが良いそうです。
一方で、体の片側だけで体を支えるため、肩や腰などに負荷がかかりやすく、
血流の妨げにもなりこりやすくなります。顔周りにも不安が大きく、
顔の片側だけが抑えられるため、額、唇、頬などにシワが増える要因となります。

このように、各寝方にもメリット、デメリットがあります。
そもそも人は、一晩に20-30回も寝返りをうっており、最初に布団に入った状態からは
無意識のうちに何度も姿勢を変えています。
あまり考え過ぎずに、その時に眠りやすい姿勢で睡眠に入るのが良いかもしれません。

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