偉人の睡眠時間、忙しい人はどれくらい寝ている?

寝る子は良く育つや、早起きは三文の徳など、睡眠を多くとったり早寝早起きをすると、生活の中で良いことが起きそうな文言は昔からたくさんあります。睡眠不足は日常生活や仕事のパフォーマンスに差し支えるということは、等ブログでも書いてきました。

では、世の中で結果を残している人たち、偉い人たちはどれくらいの睡眠時間を取っているのでしょうか。

歴史上の人物の睡眠時間では、フランス第一帝政の皇帝ナポレオンの睡眠時間は3時間だったという逸話が有名です。ナポレオンは短時間睡眠を部下にも勧めていて「3時間は勤勉、4時間は常識、5時間は怠惰」という言葉も残しているとか。これが本当ならあまり上司には持ちたくない人物ですね。一方で、ナポレオンの個人秘書として11年ほど寝食を共にしていたという人物の回顧録には、ナポレオンは本当は1日7時間ほど寝ており、昼寝をすることもあったという記述が出てくるそうです。ナポレオンは、生活面においてオンオフの切り替えをしっかりしていた人だそうです。後者の実は寝ていた説が本当だとすると、ストイックな生活故に睡眠時間3時間という噂が出てきたとも考えられます。

発明家で知られるエジソンも眠る時間はもったいないと考えており、1日に4時間ほどしか眠らなかったそうです。ただ、エジソンは夜の他に昼寝もしていたとか。一方で、アインシュタインは10時間は眠らないと調子が悪かったそうで、こちらはロングスリーパーです。

日本では、織田信長の睡眠時間は3時間ほどだったなどと言われています。ただ、こちらも昼寝をしていたという記録も残っているようです。天下をとった徳川家康は、ある書物によると朝6時起床、まずは洗面し、着替えて仏前で礼拝しと規則正しい生活を行っていた様子がうかがえます。夜9時頃に就寝となっているため、1日約9時間ほど眠っていた計算となり、理想的な生活をおくっていたようです。

このように歴史上の偉人の睡眠時間は様々です。では、世界中で睡眠不足が指摘されている現代の成功者たちの睡眠状況はどうでしょうか。

まずはアマゾンの創業者でCEOのジェフ・ベゾス。ベゾスはあるインタビューのなかで、毎日8時間の睡眠時間を優先的に確保できるようにしていると答えています。難しい決断を下すこともある上級職を務めるため、十分な睡眠時間が必要だとしています。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは、創業当時の若い頃はカフェインなどの力を借りつつ2晩眠らずに働き続けたりと、寝る間を惜しんで仕事をしていたようです。でも、現在では一日少なくとも7時間の睡眠(目を閉じている時間)が必要で、それは他の全ての人々にも必要な時間だと、睡眠時間を気に掛けるようになったという旨をブログにつづっています。

アリババの創業者として知られるジャック・マーも十分な睡眠が取れないと、体調に問題を感じると話しています。

一方で、ソフトバンク創業者の孫正義は、あまり眠らないことで知られており、学生時間の睡眠時間は3-4時間でそれ以外は勉強に費やしていたとか。現在でも、短い睡眠時間で働いているようです。

偉人たちの睡眠時間はそれぞれで、生活スタイルもそれぞれのスタイルを貫いていることが伺えます。初期の頃は仕事に夢中でも、事業が落ち着いてくると、より健康に気を遣うようになる人も多いようでうですね。

ずっと短時間睡眠でも平気な人や、よく言われている通り7-8時間の睡眠時間は確保したいという人など様々ですが、自分に合った睡眠時間を見つけて無理せず生活する方法を探していきましょう。