連休に負けない生活作り、規則正しい生活を今から

  • 2019-04-01
  • 未分類
規則正しい生活

新年度を迎え、今日から社会人となる人、進級する人など
生活環境が大きく変わる時期となりました。
春休みの間、夜更しを続けていた人たちも、ここで一度しっかりと
生活を切り替え規則正しい生活を心掛けましょう。

さて、春休みが終わる今、さっそく5月の10連休を楽しみにしている人も多いことでしょう。
新元号も発表され、新しい時代への切り替えに充実した休みを送りたいですね。
ところが、一部の専門家はこの連休があるがために、今年の新社会人は例年以上に
要注意だと指摘しています。4月に見に付けた規則正しい生活が、連休で再度乱れてしまうため、例年よりも五月病になる人が増えることが予測できるためです。

米国の大学が、1日平均8時間ほど睡眠をとっている健康な男女を3つのグループに分けて
実験を行いました。
14日後に各グループをテストしたところ、睡眠時間を6時間としたグループは
お酒に酔っているのと同じような状態となり、8時間のグループに比べ注意力が
欠如していることが分かりました。4時間睡眠のグループはテスト中に寝てしまう人も現れたそうです。
深刻なのは、4時間睡眠と6時間睡眠のグループの脳機能はあるレベルまで下がって横ばいではなく、時間がたてばたつほど下がり続けていたそうです。

このような睡眠不足によるダメージは、数日の不足であればすぐに解消されますが、
数週間、数カ月単位での慢性的な睡眠不足では、その分長期間質の良い睡眠を
とらなければならず、簡単には回復しないようです。
また、睡眠不足の状態が続くと、慣れてしまい自分ではなかなか体力が落ちていることに
気付かなくなってしまうそうです。

学校の授業であれば居眠りして怒られたというのが、すぎに笑い話になるかもしれません。
でも、寝不足で仕事でミスをしてしまうと、場合により新人とはいえ致命的なこともあり、
笑えない事態に陥ってしまうかもしれません。飲酒運転が禁止されているのと同じことです。

これまで昼夜逆転の生活を続けていた場合、4月になって突然、生活習慣をなおそうとしても
難しくなります。これまでであれば眠っていた時間と起きていた時間が大幅に変わることにより、その差で時差ボケのような状態になってしまうためです。

また、一週間乗り切っても、休日に朝寝坊するとまた不規則な習慣に戻ってしまいます。
休日朝寝坊した場合と、通常通り寝た場合の平日の疲労度と眠気を比較した実験では、
どちらも休日に朝寝坊した翌日の方が強かったそうです。

今年は4月に一カ月かけてやっと会社に合わせた生活習慣に慣れてきても、
10連休で昼夜逆転生活に戻ってしまうリスクがあります。
歓迎会や新生活でのストレスで体も弱っている可能性があるため、
仕事のパフォーマンスだけでなく、他の病気に繋がる可能性もあります。

新生活の始まりを機会に、規則正しい生活を身に着け、
週末や連休も含めて持続できるよう、無理の無いリズムを見つけていきましょう。

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