乳酸菌と快適睡眠のカンケイ

  • 2019-03-15
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乳酸菌といえば、お腹の調子を整えてくれるありがたい菌ですよね。
他にも、免疫力の向上やアレルギーの緩和に役立つとして、食品やサプリメントにも使われています。

そんな乳酸菌ですが、
なんと睡眠改善の効果があるとされる菌株が発見されたとの報告があります!

乳酸菌は腸ない環境を整えるものであり、睡眠とは実は全く関係なさそうに見えますが、
例えば仕事で強いプレッシャーがあるとき、ストレスを感じた時に腹痛や下痢を起こすことがありますね。
それは腸と脳がお互いに情報交換を行い、体の動きに影響を与えているためですが、
腸内環境が悪いと脳の動きにも悪影響が起こり、自律神経の乱れへとつながります。
自律神経が乱れると不安、ストレス、不眠という悪いスパイラルに入ってしまうのは有名ですね。

なぜ乳酸菌は快眠へつながるのでしょうか。
それは腸が活発に動いて消化が促されると、副交感神経が優位になるからです。
副交感神経は良質な睡眠をとるうえでも重要なものですね。

乳酸菌の中でも快眠を支える菌株とはなんでしょうか?
サッポロホールディングスによると、同社が発見した「SBL88乳酸菌」と呼ばれる菌株は
ビールの原料の一つである大麦由来の植物性乳酸菌あり、通常乳酸菌はビールの中では生きることができません。
しかしSBL88乳酸菌は、生きて腸まで届く”のが大きな特徴。

約400株もの乳酸菌を持つサッポロホールディングスでは、健康に役立つよりよい菌を探して研究を進めていたところ、
マウスでの実験でSBL88乳酸菌が睡眠改善効果を持っていることを実証しました。

他にも同社が行った実験によると、
40~60代の男性14名にSBL88乳酸菌とプラセボ(偽薬)をそれぞれ10日ずつ摂取してもらったところ、
SBL88乳酸菌を摂取している間は、『すっきり目覚められた』『日中の眠気が軽減された』と感じた方が多くおり、
睡眠時の脳波の測定では、眠りの深さをあらわす数値が増加したとのこと。
また特に軽~中程度の不眠傾向がある被験者に効果が認められました。
つまり、SBL88乳酸菌には不眠の症状がではじめている方々の生活リズムを改善する働きがあるということが分かりました。

また乳酸菌には免疫力を高める効果があります。腸は重要な免疫機関であり、
腸に働きかける乳酸菌は、これによって腸内環境が改善され、自律神経のバランスも整えることができます。
眠りが必要な時に、副交感神経を優位にし、睡眠障害の解消へとつながるのですね。

乳酸菌は身近な食材でも手軽に摂取できます、この機会に睡眠に悩みを抱えている方はご自身の腸内環境に着目してみましょう!

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