少し昔、ある外国人教授の話でこんなことを読みました。
日本人は、とても勤勉で睡眠時間を削るほど長時間働くことがある。
一方で、電車の中、会議中や授業中、仕事のデスクなどでウトウトする光景を
頻繁に見かける。ベッドや布団で眠るのが怠けのサインとして捉えられるのであれば、
なぜ仕事中に眠るのか、なぜ居眠りに関してはある程度寛容でいられるのか。
海外の人からすると、人前で眠ること自体が驚きの行動のようです。
この教授は日本人が人前でも眠れる理由として、
欧米では子供を自立させるため、幼少時から別室で寝かせるのに対し、
日本では添い寝が良いとされていることなど、文化面の違いなどを
あげていました。
しかし、昼間に居眠りする主な要因の一つはやはり、
夜に良質な睡眠が十分にとれていないからではないでしょうか。
実際に、経済協力開発機構(OECD)の調査で、
韓国に次いで睡眠時間が短い国であることは、健康に関する話のなかで
頻繁に指摘されています。
日本人が全体的に慢性的な睡眠不足にかかっていることで、
仕事の生産性にも影響が出ます。
睡眠不足のせいで集中力やパフォーマンスが低下し、
ミスや事故が起きやすくなります。
こうした睡眠不足由来の経済損失は年間数億に上るとも指摘されています。
また、睡眠不足は生活習慣病の要因にもなるなど、健康にも悪影響が
及びます。
大人に必要な睡眠時間は1日約8時間。
1日の3分の1に相当するこの時間の質を改善することで、
生活そのものの質を上げることができます。
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