睡眠不足は肥満の元?!

  • 2019-03-08
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毎日ダイエットを頑張っているのに、なかなか痩せない。
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

 

実はそれ、睡眠不足が原因かもしれません!!

 

食欲と睡眠の長さには、意外な関係があるのです。

 

米コロンビア大学が2005年に行った、調査結果によると、
32~59歳の男女8000人を対象に調べたところ、平均7~9時間の睡眠時間の人に比べて、
4時間以下の睡眠の人の肥満率は73%も高いという数値が発表されました。

 

また、5時間睡眠の人であっても、肥満率が50%も高いと報告されました。
調査対象の32歳から59歳といえば働いていたり、子育てをしていたり、その両方であったりで、とても忙しいので生活習慣に注意をしないと、簡単に5時間睡眠となってしまいますよね。。

 

では、睡眠時間が短いとなぜ太りやすくなるのでしょうか??

米スタンフォード大学が2004年に行った調査によると、睡眠時間は食欲と関係していることが判明しました。
8時間寝た人に比べて5時間以下の人は、食欲をつかさどるホルモン「グレリン」の量が約15%多く、食欲を抑えるホルモンである「レプチン」の量が約15%低いという実験結果が出たのです。

どういうことかというと、「睡眠時間が短くなる」イコール「起きている時間が長くなる」ということなので、体はグレリンを増やしレプチンを減らすことで私たちに食べ物を食べるよう促し、長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようとするのです。

 

それでは、何時間寝たら太りにくくなるのでしょうか?
実はまだ明解されていない部分が多いものの、
ハーバード公衆衛生大学院が「7~8時間寝ている人に比べて、睡眠時間が短い人は、
より肥満になるリスクが高いというデータが多数ある」と公式に発表しています。

 

またウィスコンシン大学の2004年の論文では、
7.7時間(7時間42分)の睡眠時間が一番太りにくいと結論づけています。

いずれにしても、「7~8時間」がダイエットのベストな睡眠時間というのが今のところ研究者たちの大方の見方で、一方で「5時間以下の睡眠時間は、太りやすくなる」「寝すぎも太る」という実験データもあり、やせたい人はまず、「5時間以上の睡眠時間」と「寝すぎ」に注意する必要がありますね。

 

もし体験上、7~8時間の睡眠時間だと逆に体重が増えやすいという方、
または7~8時間からさらに自分に合った時間数に絞ってみたいという方は、眠気が少なく、過度の食欲がわきにくく、軽快に動ける「自分だけの時間」を設けることが良いでしょう。

 

ちなみに、寝不足の時は、糖質を取りたくなることが医学的にわかっています。
また糖質を取ると癒やしホルモンの「セロトニン」が脳内に分泌され、不眠によるストレスやイライラを緩和させてくれるからです。
甘いものの取りすぎでさらに太ってしまう、悪のスパイラルに陥らないように、
睡眠時間はしっかりと確保しましょう!

 

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