「レム睡眠」という言葉を昔からよく聞きますね…
レム睡眠の発見者は、アセリンスキーというシカゴ大学の大学院生だそうで、
彼は1951年ごろに大学院に入学し、クレイトマン教授の指示で睡眠の研究をすることになりました。
彼は、眠っている子どもの閉じたまぶたの下で、
目玉がきょろきょろと動いていることに気付き、
自分の息子や大人の被験者で、脳波と眼球運動の関係を調べました。
そして急速な眼球運動相を発見し、レム睡眠と命
名しました。
さらに、レム睡眠中に泣きだした被
験者が、悪夢を見ていたことを知り、
レム睡眠中の被験者を起こして夢の有無を聞
くと、
ほぼ例外なく夢を覚えていることに気付きました。
このとき初めてレム睡眠で夢を見ていることが明らかになったそうです。。

眠りにつくと、私たちの身体は5つの段階がある睡眠サイクルに入るそうです。
それぞれの睡眠サイクルはだいたい90分ほどなので一回の睡眠で4、5回のサイクルを体験していることになります。
それでは「レム睡眠」とはどのタイミングを指すの
か、
第1段階は、浅い睡眠です。筋肉がリラックスし、睡眠のための準備の時間です。この過程は通常5分ほどです。
第2段階は、 中等度の眠りです。呼吸がゆっくりとなり、心臓の動きも遅くなります。そして、体温は少しずつ上がります。この段階が長く、45分ほどの時間がかかります。
第3段階は、早い段階の深い眠りです。身体が深い眠りにつく準備ができており、ゆっくりと深い眠りについていきます。この状態は5分ほどです。
第4段階は、深い眠りです。身体は最も深い眠りについています。この状態が睡眠の中で一番大切で、15分ほど続きます。
第5段階は、眼球運動をすることで知られ
ているレム睡眠です。レム睡眠が最後の睡眠段階で、この時に夢を見ます。この状態は20分ほど続きます。
90分ごとにレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されるといった情報をよく聞いていましたが、
実際はこの90分の最後の20分がもっとも
大事な時間なんですね。
ただそれと同時にこの睡眠サイクルは人によって長さが違うようです、
自分の睡眠サイクルを把握することができたらもっと快適な眠りにを取ることができるんでしょうね、、
自分の睡眠サイクルを図ることができる睡眠計もここ最近で新しいものがどんどん出ています。
人生の1/3を閉める「睡眠時間」、専門家に相談をしたり自分にあった寝具を探して自分に合った「ねむり」を探してみるのも大事な時間ですね。
