快眠と足ツボ

  • 2019-03-25
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夜寝付けない時、手足が冷えて眠れないという人は意外に多いのではないでしょうか?

そんな時は、第二の心臓と呼ばれる足裏のマッサージがおススメです。

一般社団法人日本快眠協会 代表理事の今枝先生によると、「『眠れない人』の足の裏には大きく3つの特徴がある」とのこと。

【1】真っ赤もしくは真っ白な色をしている
【2】硬く、押しても刺激を感じない
【3】冷たいもしくは火照っている

「正常な足の裏は土ふまずがくっきり白く、きれいな肌色をしています。
しかし怒りやストレスを感じているときは紫がかった赤色に、疲労が溜まっているときには真っ白な色になります。
硬さについても、足の裏全体が硬く押しても刺激を感じない人は、過度のストレスや睡眠不足、体調不良の可能性があります。
一方、ぐにゃぐにゃと軟らかすぎても、疲れすぎや運動不足による筋力低下が考えられます」

また “足裏の温度”も重要なポイントの一つであり、

「普段よりも足先が冷たいと感じたら、それは血流が滞っているか、エネルギー不足が考えられます。
また足裏だけがいつも火照っている場合も要チェック。ホルモンの影響などが原因に挙げられ、寝つきを悪くしている可能性があります」 とのこと。

冷えによる血行不良は睡眠の低下させるため、「冷え」対策は必須。
血行促進して睡眠の質を高められるセルフケアの一つとして足裏マッサージを生活に取り入れることが好ましいです。

そこで眠りを助けてくれるツボやエクササイズを紹介します。

●「失眠(しつみん)」失った眠りをとりもどす、といわれるツボ 
かかとのふくらみの中央にあるツボで、不眠解消のほか、神経症、むくみ、膝関節痛、下半身の冷え、足の疲れなどにも効果があると言われています。
かかとに近い硬い部分なので、お灸をするのが効果的ですが、市販のお灸などを使って行なった場合、温かさを感じにくいことが多い箇所です。
お灸をする場合は、鍼灸院などに行くことをおすすめです。

●「足湯」足首から下全体を温める
「第二の心臓」 と呼ばれる足には数多くのツボがありますが
効果的なのは眠りにつく1~2時間前に「足湯」で足首から下全体を温めることです。
「足湯」をすることで、眠りにつくころには体温が下がり、眠りに入りやすくなります。

またツボ押しだけでなく自宅でできる簡単な足裏エクササイズもあります。

●足の指でグーチョキパーをする
1.グー:指を内側にグッと曲げる
2.チョキ:1の状態から親指だけを元に戻して、ピンと伸ばす
3.パー:足指を左右いっぱいに広げる
※1〜3をゆっくり5回ほどくり返す

普段足の指を意識して動かすことが少ないので、動かした分だけ全身の血のめぐりが改善されます。
さらに薬指が硬いとストレスが溜まっているしるしであるように、指にはそれぞれ対応するツボがあります。
すべての指先をしっかりつまんで刺激することで、全身にいい影響を与えることにも繋がります。

●スーパーボールやゴルフボールを使って足裏をゴロゴロする
スーパーボールやゴルフボールを土踏まずにつけて、足でゴロゴロと転がすだけ。
※少し痛いくらいの強さで、縦方向に転がすとよりGOOD。
足の裏が徐々にほぐれていき、全身の血の巡りを活性化してくれます。

ツボ押しによる症状の改善には個人差や、その時々の体調により改善のスピード、刺激の量も変わってきます。
継続は力なり、で日々の習慣にしていくと、いつの間にか睡眠の質も改善されてくるかもしれませんね!

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