睡眠は、質を取るか?量をとるか?

  • 2019-04-26
  • 未分類

思い当たるものはありませんか?

●起床時に、眠気や気だるさを強く感じることが多い
●日中、午後2時前後以外にも眠気を強く感じることが多い
●昼間の活動が、眠気で妨げられることが頻繁にある
●いつでもどこでも寝られる!ことが特技のようになっている

 

夜ベッドに入ると5分もせずに眠りに落ちる、自分はどこででも寝られる!と思っているのに、一方で、毎日しっかり寝ているはずなのに、なぜかすっきり目覚められない、何度も寝直してしまう・・・

そういった経験をしている方は多いのではないでしょうか?

 

実は、睡眠をとればとるほど元気になる、というわけはないのです。睡眠に大事なのは、量より質です!今日から少し意識を変えるだけで、翌日スッキリした朝が迎えられるかもしれません。

 

良質な睡眠をとる方法を、いくつかご紹介したいと思います 。

 

良質の睡眠をとることで、体を回復させる「成長ホルモン」の分泌が活発になることは有名ですが、

また同じくらい重要なのは自立神経。

 

日々の生活における活動と休息、この2つのバランスをとっているのが自立神経です。自立神経は大きく「副交感神経」と「交感神経」の2つに分けられます。

 

「交感神経」は、主に活動している時、緊張している時や興奮している時、ストレスを感じている時に働きます。一方で、真逆の働きをするのが「副交感神経」であり、副交感神経は、主に休息している時やリラックスしている時、睡眠時に働きます。

この2つの神経は互いに連動しながら交互に働いており、質の良い睡眠をとるためには、2つの神経のバランスを 交感神経よりも副交感神経を有利にすることが大切なポイントです。

 

良質な睡眠をとるために「副交感神経」を優位にする方法をいくつかご紹介したいと思います。

1、半身浴
体の芯から温まることで、心と体がリラックスし、副交感神経が優位になります。血行も良くなるので、余分な水分・毒素が排出されてデトックス効果も期待できます。

入浴方法は、38~40度のぬるめの湯に15分間ほど浸かることがベストです。湯船にフタをして顔だけ出すようにすると、発汗作用もアップして更に効果的です。
しかしながら、40度以上の熱い湯だと逆に交感神経が優位になり、リラックス効果を半減させてしまうため逆効果です。

 

2、温かい飲み物
温かい飲み物を飲むと、内臓が休まりリラックス効果が促進されます。快眠の為に有効な成分は、トリプトファンという成分で、トリプトファンには、心のバランスを整え、体温・脈拍・血圧を下げ、ストレスを和らげる働きがあります。

また夜になると自然と眠気を誘発させ、副交感神経を促しますので、質の良い睡眠には効果的な成分です。主に、乳製品、大豆製品に多く含まれています。

 

3、深い呼吸でストレッチ
ストレッチによって筋肉を伸ばしてあげることでカラダの緊張が緩み、リラックス効果が促進されます。深い呼吸で、ゆっくりと、おおよそ20秒ほど伸ばしてあげましょう。

しかし、朝行うラジオ体操の様な反動を加えるストレッチは、脳が冴えてしまうので夜にはさけましょう。

 

4、就寝前の明るい光はNG
iPhoneやスマホ、パソコンやテレビなどの明るい光は脳を刺激する為、睡眠を浅くしてしまいます。就寝前は暖色の白熱灯を利用するなどして、暗めの照明にしていきましょう。

 

質の良い睡眠をとることで、翌日の1日の質も変わってきます!
翌日を気持ちよく迎えられるよう、少しずつ毎日の習慣を改善していきましょう!