睡眠で大事なのは質なのか、量なのか、
両方充実していれば言うことはないが、現実問題そううまくいかないのが現状だろう。
「睡眠負債」という言葉が使われ始め、日本が睡眠負債大国であることが有名になってきた、
その実、国民の1/3が睡眠不足を感じており、平均の睡眠時間も先進国の中で
韓国に次ぐワースト2位となっている。
そんな中、まずは睡眠不足になっている理由に関してのアンケートを見てみよう、
1位・・仕事や外出などによる帰宅時間の遅さ 30%
2位・・ベッド・布団に入ってからのスマホ 25%
3位・・起床を早くする必要性(通勤通学などのため)20%
4位・・家事 15%
5位・・育児 10%
2位の「ベッド・布団に入ってからのスマホ」は私もよくやってしまいますが、
スマホの明かりが脳に刺激を与えてしまうため、眠りが浅くなるとのことだが、
より具体的に言えば眠るはずの場所が情報集めの場所と脳がインプットしてしまい、
眠る場所としての生活習慣がインプットされないという理由があるそうだ。
次に、睡眠に対する不満のアンケートを見てみよう、
1位・・寝ても疲れが取れない 20%
2位・・寝ている最中何度か目が覚める 15%
3位・・朝すっきりと起きられない 11%
4位・・なかなか寝付けない 10%
5位・・眠りが浅い 9%
6位・・睡眠時間が満足にとれない 8%
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以下略
このアンケートを見ている限りみんなの意識は量よりも質にあることが分かる、
ただ実際に必要なのは量なのか質なのかという点について考えてみよう。
現実問題量を増やすのは生活環境的にも難しいという理由から、
上記のような結果になっていると思われるが、
例えば休日に「寝だめ」をするというかたは多いかもしれない、
しかしこれはあまり推奨できない。
例えば理想の睡眠時間が7.5時間だった時、月曜から金曜で25時間しか眠れなかったとして、
土日で27.5時間眠ればいいかというともちろんそうゆうわけではない、
時差ぼけのようになってしまい頭がぼーっとしたり、
頭痛が起こったりといった支障が出てしまい、
月曜からの生活にも支障が出てしまいます。
睡眠時間を調整するための対処としては昼間に仮眠をとるなどで睡眠時間の補助を行い、
土日はなるべく適正な睡眠時間に収める、もしくは平日の睡眠時間に合わせる、
といったスタイルを作る方が正しいと言われており、
実際に仮眠時間を会社の制度として取り入れ始める企業も増え始めています。
睡眠の量と質どちらが大事かについては、
一概に言えないというのが結論とはなってしまいますが、
枕やベッドなどの寝具だけでなく、機能性表示食品、空調、防音、照明、
リラックスできるBGM、安眠できる衣料やサプリメント、アロマ、化粧品、入浴剤、
ヨガ、健康器具、エステ、マッサージ、健康管理サービス、睡眠カウンセリング、
快適な眠りを提供する宿泊施設への宿泊など、
快適な睡眠をサポートしてくれるサービスや製品が充実している今だからこそ、
眠りの質を高めることからはじめてみるのがいいのかもしれません。