一昔前までは、良質な睡眠をとるために使用するツールと言えば、
ベッド、マットレス、枕を比較検討するのが当たり前でしたが、
スマホが一般化し、色々なアプリや機能が追加されていく中、
「睡眠アプリ」を導入してみるというのも試みとしては面白いかもしれませんね。
今回は様々なサイトで紹介されている複数の睡眠アプリから、
数点をピックアップしてご紹介させていただきます。
睡眠日誌
開発:NECソリューションイノベータ
主な機能は下記の3つ
・「記録」睡眠状況の可視化
・「学習」睡眠に関する正しい知識の習得
・「チェック」簡単な質問で「不眠指数」を確認
睡眠の専門家の指導と協力の上で開発された専門アプリで、
不眠のための認知行動療法(CBTi)による医学的な根拠に基づいたサポートで、
眠気のないすっきりした日中の生活をプロデュースしてくれます。
専門の睡眠カウンセリングに行きたい気持ちはあるが、
診療にいく時間がない、もしくはそこまで大事にしたくない、
といった方にはお勧めのアプリです。
いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)
- 開発:Reviva Softworks Ltd
主な機能は下記の3つ。
・いびきの録音ができる
・いびきのボリュームを数値化することが出来る
・アルコールの摂取など日常生活の登録を行うことでいびきの原因対策方法がわかる
一人暮らしだと自分のいびきにはなかなか気づけないものですが、
睡眠時に無呼吸となるいびきは睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome 以下SAS)と呼ばれ、
高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの病気につながる可能性もあるそうです。
一方、鼻づまりや疲労、飲酒、風邪などが原因の一時的ないびきを単発性いびきといい、
生活習慣の改善などでいびきが減らせる場合もあります。
客観的に自分のいびきがわかる睡眠アプリ、
一度試してみても面白いですね。
airweave sleep analysis
開発:エアウィーブ
主な機能は下記の3つ。
・眠りの状態を計測し、ベストのタイミングで起こしてくれる
・眠りの深さ、目覚めた回数、睡眠効率がわかる
・計測の結果を前週、前月とグラフで同時比較できる
睡眠時間、覚醒時間、睡眠効率、寝つき、眠りの深さの5項目を、
レーダーチャートにてフィードバックします。
自分の睡眠を見える化することで寝不足の原因がわかったり改善案が浮かんだりするかも、
分析結果をもとに睡眠カウンセリングや寝具店にいってみると、
具体的な改善策を提案してもらえるかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
睡眠アプリは一個一個は決して高いものではありませんので、
いくつかを試してみて自分に合ったものを探してみるのもいいかもしれません。
ただし就寝前の携帯画面の見過ぎは睡眠の質を下げますのでお気をつけて。